Optical Contact オプティカルコンタクト
01
Technology
オプティカルコンタクトとは
接着剤を使用しない光学溶着は、ジャパンセルのコア技術です。
アモルファス(非結晶)であるガラス材料においては、その内部に存在する分子は 周りの分子と引合い安定しています。しかし、精密研磨されたガラス表面上の分子は、ガラス表面上に引合う力が作用していないので極めて不安定な状態(活性面)になります。精密研磨されたガラス平面同士を密着させて不安定な分子を互いにコンタクトすると、表面の分子に相互作用が働き内部の分子のように安定した状態になります。 この特性を応用した接合がオプティカルコンタクトです。
アモルファス(非結晶)であるガラス材料においては、その内部に存在する分子は 周りの分子と引合い安定しています。しかし、精密研磨されたガラス表面上の分子は、ガラス表面上に引合う力が作用していないので極めて不安定な状態(活性面)になります。精密研磨されたガラス平面同士を密着させて不安定な分子を互いにコンタクトすると、表面の分子に相互作用が働き内部の分子のように安定した状態になります。 この特性を応用した接合がオプティカルコンタクトです。
特徴
- オプティカルコンタクトの利点
- 耐熱性・耐薬品性・光学特性に優れ精度、強度において安定したガラス同士のダイレクト接合です。接着剤を使用しないので、接合面からの溶解・溶出の心配がありません。無加圧で接合しますので、光学面を損なわず良好な光学特性を維持します。レーザー光を利用する分析装置や光学ユニットなどで 広く利用されています。オプティカルコンタクトは、石英ガラスなどのガラスやサファイア・CaF2等の結晶材料での対応が可能です。