私たちの身の回りにもあるガラス
ガラスとは、珪砂等を主原料とする硬く透明な物質です。ガラスには非常に多くの種類があり、その多くは硬く、薬品にも強く、表面が滑らかで汚れが付きにくく落としやすいといった特性を持ちます。この特性を利用して、身近なところでは窓ガラスや鏡、レンズ、食器など私たちの生活に深く結びついております。
産業分野においても多く使われているガラスは、他の産業硝材である金属や樹脂と比較しても非常に優れた特性を有しております。
金属は硬く、薬品にも強いものもありますが、光を通しません。
また、透明な樹脂は光を透過させますが、他硝材(金属・ガラス)と比較し、柔らかく、薬品にも侵されやすいという特性があります。
「光を通したい、硬さが必要、薬品の使用に耐える」
という非常にわがままな条件下において活躍する硝材こそガラスなのです。